NPO法人美ぎ島MIYAKOは宮古島の自然環境保護と伝統文化の継承を行うNPO団体です。
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宮古島について
宮古島は琉球石灰岩からなる島です。宮古島で暮らすことはサンゴ礁の上で生活を営んでいることになります。海からの恩恵に対し少しでも自然保護活動をすることが重要だと考えます。琉球石灰岩からできた島であることが世界一の地下ダムが造られ、島の生活は豊かになっています。宮古島の自然環境に感謝し、この豊かな自然に囲まれて生活することを誇りに思って行きたいと思います。
 
宮古島の海について

水の惑星といわれる地球は、表面積の約7割を海が占めています。人間の体も65パーセントが水分で形成されています。多くの動植物は水がないと生存できません。科学が発達し便利になった今でも、人間と自然との関わりは変わらないのです。自然環境が壊われると、人間と自然との関係も壊れていくことになります。宮古島のこの素晴らしいサンゴ礁の海と自然は日本の宝であるはずです。経済発展以上に自然環境を守ることがこの島が豊な島である証だと思います。
海は人間の心を映し出す鏡のような存在です。
海が汚れてくることは、人間の心も汚れてきているのではないでしょうか。
一人一人が自然に対して出来ることを考え実行していきましょう。

 
海洋汚染について

宮古島近海の景観は20年前と大きく変わり、便利になった反面、自然環境の問題がクローズアップされてきています。今まで宮古島での生活は自然と共存しながら営まれていました。しかし現在、急激な環境の変化や観光開発により多くの自然を我々は失ってきています。海洋汚染の原因の多くは人間が関与しているのです。
ゴミを捨てない、ゴミを減らす、界面活性剤入りの製品をできるだけ使わない、石油製品の使用を控える、木・草花を植えよう。少しでも自然環境を守り美しい海を保つ為に、我々ができることを考え、そして実行していきましょう。

 
サンゴ礁について
宮古島近海には約250種類以上のサンゴが分布しています。沖縄県全体では380種類ものサンゴが分布しています。サンゴは硬いものと思われていますが折れやすく、傷つきやすい生き物です。沖縄近海では2メートル以上のテーブルサンゴや枝サンゴなどがたくさん分布しています。
サンゴは光の届く浅い海に棲息しており、サンゴが発達するには太陽の光と澄んだ水が必要です。沖縄の海はサンゴにとって生活しやすい環境にあるといえます。
サンゴから出る栄養素をプランクトンが食べ、プランクトンを小魚が食べて食物連鎖が形成され、そこには豊かな海が広がっていきます。
また、サンゴ礁は自然の防波堤の役割も果たしており、津波や高潮、台風などの災害から我々人間を守ってくれます。漁場として、マリンスポーツを楽しむ場として大きな役割を果たしています。大事なサンゴ礁をみんなで守っていきましょう。
 
環境保全と保護について
環境保全は、人々の生活を大きく規制せず、自然と共存を図り生活をしていくことです。環境保護は、人々の生活を規制し生物や自然環境を守っていくことです。
宮古島ではまだ保全活動で自然環境が保たれる環境にあります。環境保護を実施しないですむように、今できることを考え実行していきましょう。
 
 
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